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私というレンズを通して

アメリカ研究専攻の大学院生です。メキシコ系アメリカ人に関して研究をしています。また、学外でセクシュアル・マイノリティ関係の市民講座を仲間とひらいたりもしています。このブログでは、日常生活で思ったことを私の視点から書いていきたいと思います。

マレーシアは危ない国なの?イスラム教徒は危ない人なの?

おととい、家で母とテレビを見ていた時、テレビでマレーシアのことが出てきました。

日本人にとっては住みやすい場所で、たくさん学びがあるという内容が放送されていたのですが、一緒に見ていた母は「イスラム教徒の国だから絶対に住みたくない」と発言しました。

 

私は「イスラム教徒が全員が危ないわけではないし、他の宗教の人だっているでしょ?」というと「あなたみたいに学校で勉強して内容に沿って、言葉の端を批判して、理想的に物事を捉えるのはおかしい」と言われてしまいました。

 

確かに過激な団体は危ないかもしれません。でも、同じイスラム教徒とされる人の中にはそうでない人もたくさんいるでしょう。

私の友達にもイスラム教徒のアメリカ人がいるけれど、とても人のことを思っている良い人です。

 

ひとくくりに「イスラム」=「危ない」としてしまうと、その中にいる個々人のことが見えなくなってしまうし、そのように考えること自体が差別を助長しているような気がしてなりません。

 

また、「マレーシア」=「イスラムの国」=「危ない」とすると、他民族、多文化、多国籍国家のマレーシアの中の文化の差異や多様性を無視したことにもなってしまいます。

本当にそれでも良いのかなぁと疑問を抱いてしまいました。